DJ、オーガナイザーはなぜ集客にこだわるのか

なぜ、イベントに人がいっぱい入ると嬉しいのだろうか?

主催側は集客が多ければ喜び、
そしてもっと大きいイベントにしようとする。


上を目指すのは良いことだとは思うが、
そもそも何が「上」なのか。何がプラス方向に良いことなのか。


お金の大小?
それなら話はとても分かりやすい。
集客が多ければその分売上が上がる(純利益などを考える必要も出てくるが)。

しかし、彼らに「お金もうけでやってんの?」と聞けば、
おそらく「いいえ」という答える人の方が多いのではないだろうか(推測だが)。

そして、実際お金もうけがしたいんだったらクラブイベントである必要はない。


では何が「良い」ことなのか。

その人が良ければそれがその人にとって良いことだとは思うが、
それだったら、小さなイベントでも本人たちが楽しければそれで良いということになる。
お客さんが1人もいなくてもいいはずだ。

しかし、実際そういった小さい身内ノリのイベントの人たちも
お客さんがそこそこ入ったら喜ぶだろう。

それって結局、
お客さんが多い = 嬉しい → お客さんが入るイベントにしたい
→ 大きいイベントにしたい
という欲求があることになり、「お客さんが1人もいなくてもいい」の信ぴょう性は怪しくなる。



この、イベントを大きくしたいという意識(無意識の場合も)は
マズロー(米、1908~1970)などの理論に代表される、所属への欲求ではないだろうか。

大きいイベント = 多くの人が関わるイベント
→ 多くの人に自分の存在を認知され、存在を許されている

ということになる。

この所属への欲求は、この複雑な関係を保っている人間の社会にとって
生きるための本能だといえる。



だから大きなイベントで、内部の人間関係などが悪いと、
多くの人と関わるために大きくしたのに、逆に人間関係が悪いというのは本末転倒なので、
よく中傷の対象になるのではないだろうか。



先に
『「お金もうけでやってんの?」と聞いたら、
おそらく「いいえ」という答える人の方が多いのでは』
と書いたが、中には「お金もうけでやってるよ」と言う人もいるだろう。

それらの人の中には、無意識に存在している所属への欲求を自覚できず、
理由をすり替えて自分を納得させている人もいるのではないだろうか。


※ 上記はASSHI個人の考えです。適当ではない内容が含まれている可能性があります

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